グラジオラス
グラジオラスは、アヤメ科グラジオラス属の植物の総称。和名はオランダショウブと言われる。
名前は古代ローマの剣であるグラディウスに由来し、葉が剣に類似していることが根拠と言われている。
花言葉は「勝利」「力強さ」「努力」と聞いていたのだが、どうも他に「用心深い」「密会」「忍び逢い」というのもあるらしい。
かつてヨーロッパで身分や階級が違う恋人たちが、周囲に隠れて愛を育む際に、グラジオラスの花の数で「密会の時間」を伝えていたというエピソードに基づいていると。
グラジオラスは何人もの画家にも描かれていて、有名どころではクロード・モネが奥さんと鮮やかの庭の様子を描いたものや一輪挿しの絵があるし、フィンセント・ファン・ゴッホが「グラジオラスとエゾギクを行けた花瓶」。ルノワールも「グラジオラス」という絵を描き、植物画の巨匠と言われるピエール=ジョセフ・ルドゥーテもグラジオラスを描いている。
キャノン会長兼社長CEOをされている御手洗富士夫氏が、キャノンUSAから日本に帰国する際、社員から送られたという1枚の絵は、花瓶に刺したグラジオラスが描かれていたとの由、勝手な想像ではあるがクロード・モネの一輪挿しの絵ではないだろうか?
現在はキャノンの執務室に近い一室にかけられているそうである。
ビジネス誌フォーブスの発行人だったジム・ダン氏が御手洗氏への送別の辞で「ミスター・ミタライは長い間、がむしゃらに米国について勉強した。我々の仲間には『あいつは米国人のようだ』と話す人間もいる。しかし、その魂は日本人である」と。
一流と言われるひとはよく学んでいる。グラジオラスの花言葉に「絶え間ぬ努力」というのもある。
