敬語が使えない

「敬語が使えないのが居て困っているんだよね、今更いろいろ言っても」なんて言葉を聞きました。

今更?いろいろ言っても?いや、それ違うでしょ!

今の若い人たちは敬語を上手に使えないなんてよく言われたりしますよね。スマホでばかりコミュニケーションをとっていてきちんと人と話す機会が無かったからなんても言われますが、それならばまだ研修を受けたり、上の人間が注意したりする必要があるでしょ?今は注意すると「〇〇ハラ」と言われちゃったりもするけど(-_-;)

でも、それなりの立場になっている人がきちんと敬語が使えないなんて社会人としてはダメ!信用を無くしちゃうよ。

もう、うんじゅうねんも前の話を引っ張り出してしまうけれど、入社した時の研修で敬語を使うことは社会人としてのマナーだと教わりました。〇〇会社の社員という立場ならば、君はその会社の名前と責任を負っているからだと。厳しい指導員でしたがビジネスの場においてはきちんと敬語を使ってお客様から「信頼」を勝ち取ることが重要、相手を不愉快にしたり、信用を無くすようなことをしてはいけないと言われたことを今でも覚えています。

使い方を間違っても仕方がないけれど、敬語を使おうとすることは相手を敬うということなのでちゃんとその気持ちは伝わるし、敬語を使わなければ社会人として非常識思われる、相手に不快感を与えるといったトラブルを招くこともある。

お客様と仲良くなったつもりでため口をきいたり、ふと冗談を言ったときに相手がそれをどう受け取るかはその人自身のことなので、不愉快な思いをさせてしまうこともあるから気を付けるようにと指導されました。

まず、
尊敬語:基本目上の人に使います。相手の行動に敬意を示したいときに使う言葉です。
謙譲語:自分の行動に対してへりくだる時に使う言葉です。
丁寧語:「です」や「ます」を付けた丁寧な言葉で、聞き手に敬意を示したいときに使います。

それと、
・外の人と話すときは、自分の会社の人間は上司であっても敬語は使わない
・ご覧になられる「ご+〇〇られる」は、どちらも尊敬語なので、正しくは「ご覧になる」
・伺わせていただきますは → 「謙譲語」+「いただきます」で、どちらも謙譲語なので、正しくは「伺います」
・部長様 → 「役職」+「様」は二重敬語になるので、正しくは、「〇〇部長」
・お召し上がりになられますか → 「お」+「召し上がる」+「られる」は3つの敬意表現で、正しくは、「召し上がりますか」

目上の人に使ってはいけない敬語 こんなのもありますので注意したほうがいいですよね。

失礼になる言葉正しい敬語解説
ご苦労様です
お世話様です
お疲れ様です部下や年下の人の労をねぎらう時に使う言葉
了解しました承知しました
かしこまりました
「了解」は部下に許可を与えるを意味するため
しばらくぶりですご無沙汰しております「しばらくぶり」は部下や友人に使う言葉
ご一緒しますお供させて頂きます
ご案内させて頂きます
「一緒」とは相手と対等であることを表すため
参考になりました勉強になりました「参考にする」の意が判断材料の一つにするということで失礼にあたる
お座りくださいおかけくださいペットの「お座り」をイメージさせるため
お分かりいただけたでしょうかご理解いただけたでしょうか相手が理解できたかを確認するもので、対等な関係を意味する
どうしますかいかがいたしますか「どう」が砕けた言い方のため
お暇な時でもお手すきの際は相手に暇があるといった表現になるため

社会人で知っておくべきビジネス敬語より

私も改めて勉強しなくちゃ!

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