女性総裁誕生
政治にコメントしてはいけない、経済関係のコメントは避けるようにしてきました。これは会話における世界的なマナーとして。いえ、極論日本的なマナーだと思います。
でも、ようやく女性の首相が日本でも誕生したことが嬉しく、これから変わっていくのではないかと期待している私がいます。
日本の男女比率ご存じですか?男性より女性の比率の方が多いんですよ。
2024年10月1日時点の総務省「人口推計」によると、日本の総人口は男性約6,039万人、女性約6,361万人で、女性が男性を上回っています。
国会議員に占める女性比率の世界平均は2024年12月時点で27.2%にとどまり、10月に総選挙が行われた日本の衆院は15.7%と先進7カ国(G7)で最下位です。
もう少し女性の意見や政策が国の政策として反映されていいのではないでしょうか?
私が現役で働いていたころ、入社した後「3年は働いてくださいね」 なんて人事から言われました。
まあ、新入社員は3年ぐらいは働いてもらわないと物にはなりません。忙しい中で指導してものになるには3年ぐらいかかるというのは会社側としては理解できます。先輩職員の時間を割いて指導してもらい、時間を割いて新入社員研修を開く、講師の先生を呼んでそれにも費用がかかる。ようやく独り立ち出来て仕事が出来るようになるには、まあ3年ぐらいはかかるでしょうね。
働いていたころには、3年目ぐらいには自分がいっちょ前だなんて思ったりしたんですから、おこがましいことです。今考えるととんでもない話です。女性自身も仕事の場が腰かけの場と考えていたことが間違いの一つですよね。
でもこれは女性を腰かけとしてみてい男性人事部からの発言であり、働きやすい職場であれば女性でも働き続けたいと思ったはずです。私も働き続けたかったのですが、たまたま長野に嫁ぎ、あのころは新幹線などもありませんでしたから長野から東京までは3時間あ20分もかかりました。ネット環境もありません現実的にできなかったのですよ。
でも、時代は変わりました。
もっと女性の意見が政治や社会に反映されてもいいのではないでしょうか?
子どもは夫婦の産物です(言い方は失礼ですが)それが未だに女性の分担と扱われているのはおかしいと思いませんか?だから男性の補助もなく、全て女性が何とかしようとするから負担増になり、それならあなた(旦那)はいらないは、私一人で育ててもいっしょでしょ?となっていく気がしますよね。
ただ、まだまだ女性の社会的な立場が弱い。お給料も少ない。女性の仕事が補助的なことに限られている。これをこれからもっともっとどうにかしてもらいたいと私は望むわけです。
きっと、自民党内ばかりでなく、野党からも、そして官僚からの反発もめちゃめちゃ多いと思うんですよね。
だけど、この機会を日本の女性は逃してはいけないわけで、しっかり何かしらの応援をしていかないと、活動をしていかないとまたもとに日本に戻ってしまいます。
女性はもっともっと自分の意見、考えを持つ機会なのではないでしょうか?そしてもっと発言してもいいのではないでしょうか?
きっと、このコメントを読んだ男性と女性から様々なご意見がいただけると思うのですが、将来の日本を思った時に、将来の子どもたちの世界を考えた時にこのままでいいのでしょうか?もし、自分のお子さんが女の子だったら、虐げられたままの世界に置いておいてもいいのでしょうか?
才能のある子にはそれなりの活躍の場が与えられてもいいのではないでしょうか?男性だからではなく、女性だからではない世界が日本の中においでもあること、作られていくことを祈った日でした。