人の目線
以前から私のブログを読まれている方はご存じ。「するしない?しないしない?」の世界。
毎月交換に来てくれるダスキンの掃除道具。「明日交換に伺いますね」と連絡を貰うともう大慌て!家中の床をはきまくり、ウェットタイプでは家中の窓ガラスを拭き、最後にトイレ掃除に使い倒す。お店を始める前はルンルンしながらモップで毎日掃き掃除なんてしていたものを『前日に使い倒す!使いまくって疲れ倒れる!』というお話。
今日15時過ぎにメッセージが入り「明日交換に伺いたいと思います」と。
ひーーーー!とばかりに私の大掃除が始まるのですが。その中で、窓ふきが終わりトイレの床を拭いている時に、中野の職業訓練センターでいつもトイレをお掃除してくださっていたおばさんのことを思い出したんです。ご年配の女性でシルバー人材センターから派遣されていたのですがとてもいい方で時々お話をさせていただきました。
その方がお掃除をしてくださいますとトイレがピカピカなんですよ。本当に心を込めてお掃除をしているというのが伝わってくるんです。
「いつも綺麗にしていただいてありがとうございます。本当に気持ちがいいです!」なんてお声がけすると、「トイレはね、いろんな人が使うのよ、その人がどんな状況でこのトイレを使ったのかな?なんて考えながらお掃除をしていると面白いのよ」と。
「授業中なのに飛んできて慌てて粗相しちゃったりね。トイレの個室でずっと入って考え事しているような人がいたり、先生に怒られたのかな?なんて思う人もいるのよ!」いえいえ私怒ったりしませんから(笑)
「トイレと同じ目線で物を見るといろんなことが見えてくる」とおっしゃるんですよ。へ~!と。
「子どもが小さい頃怒ってばかりいて、今になるとちゃんと子どもの目線で物を見ていたのかな?なんて反省したりする」とおっしゃるんです。
それを言われたら、私も子どもの目線で物を見ていなかったなぁ~!と反省。叱る時も褒める時も上から目線だった気がする。子どもと同じ目線でちゃんと手を握って話をしていなかった気がする。(それなのにしっかり育ってくれてありがとう!)子育てって難しいよね。もう一度やってみたいな。
物を見る目線で違う世界が見えるんでしょうね。子どもは地面に近い目線で物を見ているんですものね。私とは違う世界を見て生きている。今になってその世界を一緒に見て見たいなって思うんだけど。それはできないので孫で試してみましょう~!きっと蟻さんの行列が見えてくるかも。高いところも面白いかな?
いやいや、もう少しお掃除を続けます。おやすみなさい!