ハナイグチ(長野県、通称じこぼう)
今日のランチについたきのこ🍄料理お分かりになりましたか?
この辺りでは「じこぼう」と呼んでいるキノコですが、地域によってラクヨウ、カラマツタケなどと呼ぶところもあります。味もよく濃厚で一度にたくさん生えることから日本各地でキノコ狩りの対象としての人気が高いものです。
11時にいらした最初のお客様に「この美味しいツルンツルンしたきのこは何ですか?」と聞かれたので、「この辺りではじこぼうと言うんですが、正式名称はハナイグチと言いまして、濃厚でほんと美味しんですよ!お口に合いましたかしら?」なんて偉そうに言っちゃいました。
きのこマイスターとはいえ、これは絶対に間違いない!というものしかキノコは採りません。間違えたら命取りになりますからね。
この「ハナイグチ(じこぼう)」というキノコは、生きているカラマツの木の下に生えます。これは外生菌根菌[(植物の根と菌類との共生体である菌根の一種)で、それも外生菌根を形成する樹種がカラマツ属に限定されるため、それ以外の木の根には生えないのです。
キノコ採りをしていると似ているキノコは沢山ありますので気を付けなければいけません。
普段はお味噌汁で頂くのですが、今日は麺つゆと生姜、砂糖少々で煮てみました。じつは生姜より茗荷を入れるとなんとも風味豊かで美味しいのですよ。機会がありましたらお試しくださいませ。必ずハナイグチ(じこぼう)でね!
きのこは女性と一緒です!綺麗な可愛いキノコには毒がありますからね!それも命を落とすような!!


Houto きのこアルバムより