社会から取り残されたように感じる寂しさ
NHKの朝ドラの主人公の女性がこんな風に言っていました。「夢は大きい方がいい、おなごも遠慮せんと大志をいだきや!…。とその言葉を胸に無我夢中で走ってきたつもりやった。でも、うちは何物にもなれんかった。(中略)けんど、時々思うがよ。うちは何のために生まれて来たんだろう、精一杯頑張ったつもりやったけど、何者にもなれんかった。そんな自分が情けなくて。世の中に忘れられたような、置き去りにされたような気持になるんがよ。」(NHK朝ドラ「あんぱん」からの引用)
仕事を辞めて知らないところに嫁いで来たりすると、友達も居なくて話す人もいない。なんか自分だけ社会から取り残されている気になるものなんですよね。私もそんな経験がありました。再就職支援の活動などで他県から嫁いできた人とお会いすると、つい大丈夫?なんて聞いてしまうんですよね。寂しくない?このクラスに来られて良かったね、すぐにお友達が出来るよ!なんていろんな人に話しかけちゃったりしました。
なかなか男性は転勤などあっても会社がらみや、取引先の方とのお付き合いなどがあり、一日誰とも話をしないなんてことないですよね。それに奥さんの転勤に旦那さんが付いてくるなんて言うのは、本当に稀だとおもいますから、社会から取り残されて気分になるなんてなかなか理解してもらえないかな?もちろん男性も新しい場所で新規に仕事を覚えなくちゃいけないなど別の意味でのご苦労はあることはわかってはおりますが。
集団の中にいての孤独や、話し相手が居なくて寂しく感じたり、子育て中に不安になったりどうしていいか分からなくなったり、心配事も様々。
昔と違ってインターネットも発達したし、Lineを使えば電話代など心配しなくて連絡取れるし。どんどん活用して一人だと思わないで欲しいですね。
自分も経験したからこそわかる社会から取り残されたような寂しさ。私でもお手伝いできることあるかしら?