60分弱

皆さんは「そこまで60分弱ですね」と言われたら何分ぐらいのことと思いますか?

今日テレビを観ていたら、年齢でこの捉え方に違いがあることをしり驚いてしまいました。

まあ40代より上ぐらいですと、「60分弱で着きますよ」と言われれば、「まあ55分ぐらい」と考えるんだそうです。まあこれが正解なんですけどね。それでもこの年代の約7割の人です。

若い子たち、とくに10代の子たちは「60分弱と聞くと、60分プラス弱分ということで65分ぐらいかな?」と考えるんだそうです。これが10代の7割だそうです。

テレビの人も、「待ち合わせなんてしたら偉く待たされそうだな~!」と。確かに!

知らないうちに感覚の違いが生まれているんですね。だんだん日本語が変化している?でも、意味が変わるのはおかしですよね!

よく耳にする「1000円からお預かりします」も実は間違っていて「1000円、お預かりします」や「1000円、頂戴いたします」が正しいのであって「1000円からお預かりします」は間違い。

なんか「ファミコン語」と言うんだそうです。「ファミレス語」?かと思いましたら違いました。ファミレスとコンビニでよく使われるのでこういわれるのだそうです。へ~!

ファミレスなどでも、以前は「その言い方は間違っているから」と指導していたそうなんですが、今や指導する側が「ファミコン語」世代になっているのでおかしいと思わなくなっているそうです。

言葉も文化で進化するものですから、大多数の人が使っているうちにそちらが標準と認められるようになり広辞苑にも載ってくるとか。

仕事などでよく使う「稟議書」。もとは「ひんぎしょ」だったのですが、多くの方が「りんぎしょ」と言うようになったので、標準の読み方が「りんぎしょ」になったんだそうです。

^ 広辞苑大辞林における「稟議書」の読みは「りんぎしょ」。ただし広辞苑など各種国語辞典によれば、「稟議」を「りんぎ」と読むのは「ひんぎ」の慣用読みとされている。

言葉って生きているんですね。

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