「秋」を使った慣用句が面白い

最近は朝日が昇るのも遅くなったし、日が沈むのも早くなったなぁ~!と思い、あ~「秋の日は鶴瓶(つるべ)落とし」だなぁなんて考えていた。

そういえば、「秋茄子は嫁に食わすな」「女心と秋の空」「一日千秋の思い」などなど「秋」を使った慣用句が結構あることに気が付いたので調べてみた。そうしたら、結構面白くて!

「一葉(いちよう)落ちて天下の秋を知る」とは、一枚の葉が落ちるのを見て、そのわずかな前触れから秋の到来(世の中の大きな動き)を察することを意味したり。

「秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる」は、秋は晴れた日より雨の日の方が暖かいので、猫も顔を長くし喜ぶということ。

「秋の鹿は笛に寄る」恋のために身を滅ぼすことのたとえ。また、弱みにつけこまれて危険な目に遭うことのたとえ。秋の発情期、雌鹿の鳴き声に似た笛に雄鹿がおびき寄せられて、人間に捕らえられることから。

「女心と秋の空」(秋の空模様のように、女性の心の変わりやすいということ)はよく聞くけれど、実は
「男心と秋の空」というのもあり、(男の愛情は、秋の空模様のように変わりやすいということ)「男心と秋の空は一夜に七度変わる」ともいう。

「秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む」は秋風が日暮れになると静まるように、夫婦喧嘩も夜になるとおさまるということらしいが、窓を閉めるようになるので声が聞こえなくなるだけなんじゃないの?と思ったり。

まだまだいろいろある中で、ちょっと面白そうなものをあげてみました。

まあ、今の私的なものとしては、
「秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる」年々衰える年寄りの健康状態を、急速に暮れていく秋の夕日にたとえたことばや、
「天高く馬肥ゆる秋」と言ったところですかねぇ~!(笑)

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