「いごっそう」からの長野の方言

朝ドラの中で「いごっそう」という言葉が出てきて、簡単に主人公が説明はしていたものの、はて、なんだろう?と調べてみました。

「いごっそう」とは土佐(高知)の言葉で、気骨があり頑固で融通がきかない男性を指す言葉だそうです。でも単に頑固なだけでなく、その気骨や一徹さを肯定的に表現する場合もあるそうなんです。

気骨がある::信念を持って行動し、人に媚びない強い精神を持っている様子。
頑固で融通がきかない::自分の考えを曲げず、他人の意見を聞き入れない一面。
一徹::妥協せず、一つのことを貫き通す性質。

長野でもいろいろな方言がありますよね。方言って地域に根付いている温かい言葉だと思いませんか?最初は意味が分からずまごまごしましたが、今では長野で暮らした年月が神奈川で暮らした年月より長いのですから、ちょっとした長野弁士になっているかな?(笑)

思い出せるところでは、
・ゲットだねぇ~!=(乱暴だね、荒いね)      英語かとおもいましたよ!
・(ご飯を食べ終わって)いただきましたぁ~!   「ご馳走様」とは言わないの?)
・「するしない?しないしない?」        (するのかい?しないのかい? ようわからん!)
・「いきあう」 =(出会った、遭遇した)
・「えらい」 = (とっても、すごく)
・「おしこくる」 = (強く押す)
・「かんます」 = (かき回す)
・「くれる」 = (あげる、あたえる) (水くれ当番とは、水やり当番のことでした)
・「さかる」 = (栄える、繁盛する) (うちのお店もさかるといいなぁ~!)
・「ずく」 = (根気)
・「とぶ・とびっくら」 = (走る・かけっこ)
・「ぬくい」 = (温かいかい)
・「びちゃる、べちゃる」 = (捨てる)
・「まえで」 = (前方)
・「みぐさい」 = (見苦しい)
・「もうらしい」 = (可哀そう)
・「やだくて」 = (嫌になって)
・「よばる」 = (呼ぶ)
・「おめさん」 = (おまえさん)
・「おごっそ」 = (ご馳走)
・「うめる」 = (薄める)
・「おしめり」 = (雨)
・「おはづけ」 = (野沢菜漬け)
・「もろこし」 = (とうもろこし)

私は「ぬくい」という言葉が心温まる気ががしたんですよね~。

 

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